正信偈の意味 メニュー
東大教養学部を卒業して仏教の智慧を現代へ
こんにちは。正信偈.comを製作した、中村僚です。
ところであなたは、
なぜこんなに豊かな世の中になったのに、
心からの満足がえられないと思いますか?
なぜ豊かな社会の方が、自殺者が多いのでしょうか。
科学が発展して、経済的に豊かになっても、
競争は激しくなるばかりで、
人間に生まれてよかったという人が見あたりません。
私は恵まれた日本に生まれ、
高校時代などはとても楽しかったにもかかわらず、
かといって心から満足というわけでもありませんでした。
なぜだろうと、人生論や哲学、仏教などの
色々な本を読んでおりましたが、
当時はよく分かりませんでした。
大学に入って分かったこと
答えが分からないまま、物理学者になろうと、
たくさん勉強をして、大学に入りましたが、
競争は激しさを増すばかりです。
英語は苦手だったものの、
得意の物理学は好きなので楽しいのですが、
一つだけ問題がありました。
楽しいからといって、
苦しみ悩みが全くなくなるわけではないのです。
大学に入っても、その時その時、つまらない一時的なことから、
将来に重大な影響があるものまで、色々な問題が起きてきます。
一体なぜ、豊かな日本で、社会に出て働いているわけでもないのに、
苦しみ悩みはなくならないのでしょうか。
それでいて、社会に出た先輩からは、
「大学生なんて、超順境だよ」
という意味深い言葉を言われたり。
ただ間違いなく分かるのは、
このまま科学が発展しても、
心から満足できるようにはならないことです。
「どうも方向性が違うような気がする」
しかし努力の方向が間違っていたら、
どんなに努力しても、無駄になってしまいます。
正信偈にとかれる本当の苦悩の根元
ところがある時、仏教の中に、
本当の苦悩の根元が解き明かされていると
同じ授業に出ていた友達から聞いたのです。
それは正信偈の
生死輪転の家に還来することは
決するに疑情をもって所止と為す(正信偈)
の内容でした。
「生死輪転」とは、安心、満足というゴールのない円周を、
限りなくまわって苦しんでいるさま。
「家」とはどんな人も家を離れて生きられないように、
苦しみから離れ切れないことを家にたとえられています。
「決するに」とはこれ一つということ。
ですから、この正信偈の意味は、
人生を染める元凶は疑情一つだということです。
それを聞いて、衝撃を受けた私は、
仏教を学ぶことにしたのです。
やがて、人が苦しんでいるのは、
お金やものがない貧しさからではなく、
心が貧しいからだと知らされたのです。
同時に分かることは、
心からの満足をえられるとすれば、
科学や経済ではなく、仏教であるということです。
そこで、特に仏教の真髄を明らかにされた
親鸞聖人の教えがすべておさまった正信偈の意味を
みなさんにお届けしたいと、正信偈.comを製作したのです。
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